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Office Premiumについて

2017年10月の「Fall Creators Update」以前に発売された Windows 10 パソコンについているMicrosoft Office 製品(こういうのをプレインストールと言います) は、Office Premium が多いことでしょう。 Office Premiumには、次の機能とサービスが利用できるようになっています。

  • 購入したパソコンが壊れるまで利用できる WordやExcel といった Microsoft Office のデスクトップ版アプリケーション
  • 1年間無償で使える Microsoft 365のサービス

Office Premiumは、プレインストール版としてしか入手できないので、後から追加購入できません。Office Premium 非搭載機の場合は、Microsoft 365 Personal を購入することをお勧めします。

Office のデスクトップ版アプリケーションについて

Office Premiumの Word や Excel といった Microsoft Office デスクトップ版アプリケーションは、そのパソコンが壊れるまで、最新のバージョンで利用できます。例えば、購入時が Office 2013 や Office 2016 であっても、2019年1月現在は最新バージョンの Microsoft 365 へ無償でアップグレード可能です。

Office Premiumには、次の3つの製品があり、利用できる Office 製品に違いがあります。

  • Office Professional Premium
    Word、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNote、Publisher、Access
  • Office Home & Business Premium
    Word、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNote
  • Office Personal Premium
    Word、Excel、Outlook

Office 365のサービスについて

Office Premiumの Office 365 のサービスには、次の4つのサービスが利用可能です。これは、Office Premium であれば、どの製品でも同じです。

  • OneDrive が1TBまで利用できる権利
  • Skypeで世界中の固定電話や携帯電話へ毎月60分間通話できる権利
  • タブレットやスマートフォンで Office Mobileのフル機能が使える権利
  • 電話でのサポートの権利

これらの権利は、Office アプリケーションをセットアップしたと同時に使えるようになっています。 最初の1年間までが無料ですが、引き続き利用したい場合は、お金を払って更新手続きを取る必要があります。 しかし、Office 365 のサービスを更新しなくても、デスクトップ版アプリケーションは、引き続き利用可能です。

Office Premium の初回インストール方法

Office Premium の Office アプリケーションを始めてインストールするには、購入したパソコンの管理者のMicrosoft アカウントとそのパスワード、そして、パソコンに付属していた「Office Premiumのカード」を用意します。 但し、過去に Office 製品をセットアップしたことのない Microsoft アカウントを使ってください。 サービスとサブスクリプションへサインインすると、過去に Office 製品をセットアップしたことのある Microsoft アカウントでは、紐づけがうまくいかず、インストール作業へ進めない場合がありますので、ご留意ください。

Office Premium の初回インストール作業は、パソコン購入後、速やかに行ってください。 パソコン購入後、何年も経ってからインストール作業をした場合、エラーになってライセンス認証できない現象が発生します。 初回インストールを実行していない場合、Office セットアップ ページから作業してみてください。 それでもエラーになった場合は、Microsoft Support に問い合わせてみてください。

インストール作業は、パソコンの管理者でサインインして作業します。スタートメニューにある「Office 製品」のタイルを押します。 「プロダクトキー」の入力を求められたら、「Office Premiumのカード」の中に記載されているプロダクトキーを入力します。 Microsoft アカウントの入力を求められたら、管理者ご自身の Microsoft アカウントを入力します。以降、その Office Premiumの Microsoft 365を利用する権利は、サインインした Microsoft アカウントで使えます。あとから、他の Microsoft アカウントに変更することはできません。家族で使うパソコンの場合、うっかり子供のアカウントでサインインしてしまうと、Microsoft 365を使う権利が子供のものになってしまいますので、ご留意ください。

セットアップ完了後は、「Office Premiumのカード」にどのパソコンのカードなのかと、どんな Microsoft アカウントでセットアップをしたのかメモを添えておきましょう。Office Premiumは、他のパソコンでは使えません。プロダクトキーがOSのプロダクトキーと紐づけされているので、他のパソコンで使おうとするとエラーになります。

※プレインストール版 Office 製品のセットアップを開始して、ライセンス認証が始まってから4分経過しても作業が完了しない場合は、応答が停止しライセンス認証が完了できないことがあります。 インストール作業ができなくなってしまった場合は、下記ページを参考にしてみてください。
Microsoft Office プレインストール版の初回セットアップができない場合

Office Premium の再インストール

パソコンを初期状態に戻した際には、Office アプリケーションを再インストールします。スタートメニューにある「Office 製品」のタイルを押して作業を始めると「プロダクトキー」の入力を求められます。しかし、Office Premium のカードに記載されているプロダクトキーは、もう使えません。

そこで、ブラウザを使ってサービスとサブスクリプションへアクセスします。 サインインを求められたら、初回インストールに使った Microsoft アカウントでサインインしてください。 サービスとサブスクリプション内に表示される「Office **** Premium 2013」の「インストールする」を押してインストール作業を開始します。

Office 365 サービスの更新手続き方法

Office 365 サービスは、名称変更により Microsoft 365 Personal になりました。セットアップ完了後、2年目以降から有料になります。延長して利用したい場合は、Microsoft 365 Personal の更新 で Office Premium 搭載PC用 Microsoft 365 サブスクリプションの購入手続きをとり、「今すぐ利用する」ボタンを押します。 すると、自動的に既存の有効期限に更新分の期間が追加されます。

ただ、Microsoft 365 Personal にもOffice アプリがインストールできるかのような項目があります。 これは、Office Premium の場合、利用できません。 Office Premium ではなく、Microsoft 365 Personal がインストールされてしまいますので、ご注意ください。

日本の Office Premium は、日本独自の製品です。 日本国外からだと、更新手続き作業ができない、もしくは、その国の Microsoft 365 サービスになってしまう場合もあります。 Office Premiumの Office 365 サービスは、2019年7月中旬から、Office 365 サービスは、一度利用期限を切らしてしまうと、更新不可になりました。 Office 365 サービスを継続して利用したい場合は、有効期限前に更新するか、自動更新の設定にしておく必要があります。

新しく Office 製品を購入した場合

最近は、お一人で、2台目や3台目のPCを購入することも増えてきています。 その際には、Office 製品がプレインストールされたタイプを求めるかもしれません。 また、Office 製品が搭載されていない PC には、Microsoft 365 Personal を追加購入するかもしれません。

お一人で複数の Office 製品を入手した際、気をつけて欲しいのが、紐づけする Microsoft アカウントです。 できれば、一つの Microsoft アカウントですべての Office 製品を紐づけたいと思うかもしれません。 これが、要注意となります。

まず、Office Premium の場合は、一つの Microsoft アカウントで複数セットアップしてしまうと、後々、どのPCに使ったのかわからなくなります。 また、Microsoft 365 Personal と Office Premium を一つの Microsoft アカウントで紐づけてしまうと、Office Premium に付属する Microsoft 365 サービスが利用できなくなります。 もしくは、後から、Microsoft 365 サービスを有効化すると、今まで利用できていた Microsoft 365 Personal が利用できなくなります。 また、サービスとサブスクリプションへサインインすると過去にセットアップした Office 製品が登録されている場合、正しく製品識別ができないため間違った製品をPCと紐づけてしまう場合があります。 Microsoft 365 Personal では、後から利用しているデバイスの非アクティブ化ができますが、そのほかの個人用 Office 製品では、ユーザーでの非アクティブ化ができません。 Microsoft サポートへ連絡して調査してもらい、非アクティブ化してもらう必要が生じます。

昨今の Office 製品の利用は、Microsoft アカウントが必要になります。 一つの Office 製品に、一つの Microsoft アカウントでセットアップを行うようにしてください。

参考

Office Premium 搭載 PC - プレインストールパソコン - 楽しもう Office

Office Premium (Office 2016-2013 版) セットアップ - Office Premium

再インストール - プレインストール版製品 - Office Premium

Microsoft 365 サービス リニューアル - Microsoft Office

Microsoft 365 Personal への切り替え - プレインストール版 Office 2016 セットアップ - Microsoft Office

バックステージビューに異なる Office の製品名が 2 つ表示される

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